地震が起きたら、どう動くか

首相官邸は、揺れを感じたとき、または緊急地震速報を見聞きしたときは、あわてずにまず身の安全を確保し、そのあと落ち着いてテレビ・ラジオ・インターネットなどで正確な情報をつかむよう呼びかけています(出典)。当サイトは地震の情報や警報を出しません。いまの情報は気象庁の防災情報で確かめてください。

いる場所ごとの身の守り方

家の中

  • 頭を守りながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる
  • あわてて外に飛び出さない
  • 火を使っていて、その場で消せるときは火の始末。火元から離れているときは無理に消しに行かない
  • 扉を開けて避難路を確保する

人が大勢いる施設

  • 係員や従業員の指示に従う
  • 指示が無ければ、その場で頭を守り、安全な姿勢をとる
  • 吊り下がっている照明などの下から離れる
  • 出口や階段に殺到しない

エレベーター

  • 最寄りの階で止めて、すぐに降りる

屋外

  • ブロック塀や自動販売機のそばから離れる
  • ビルの壁・看板・割れた窓ガラスの落下に気をつけ、建物から離れる

山やがけの近く

  • 落石やがけ崩れに気をつけ、できるだけその場から離れる

鉄道・バス

  • つり革や手すりにしっかりつかまる

車の運転中

  • 急ハンドル・急ブレーキをかけず、ゆるやかに速度を落とす
  • ハザードランプをつけて、道路の左側に止める

出典:首相官邸「地震では、どのような災害が起こるのか」「地震の時はどのように行動したらいいか?」(出典 政府広報オンライン)(取得日 2026-10-01)を短くしたもの。

緊急地震速報のしくみと、見聞きしたときや揺れたときにまず身の安全を確保する行動を説明する動画(気象庁の公式チャンネル「気象庁/知識・解説」・2025-10-08公開)。

大きな街では、むやみに動かない

首相官邸は、大都市で地震にあったときは、身の安全を確保したあと、むやみに移動を始めず安全な場所にとどまることを基本としています。道路では余震で物が落ちてきたり火災が起きていたりするおそれがあり、駅の周りのように混み合う場所では人が折り重なって倒れる集団転倒が起きやすいためです。発生から3日程度は、火災や救助・救急の活動が優先され、混乱が続くとしています(出典)。家族と連絡をとる方法は家族の安否確認に。

海の近くで揺れたら:津波

気象庁は、津波警報・注意報を見聞きしたとき、海辺で強い揺れや、長くゆっくりした揺れを感じたときは、海辺から離れて、より高い安全な場所へ避難するよう呼びかけています(出典)。首相官邸は、地震を体で感じなくても、津波警報などを見聞きしたら避難するとし、近くの高台や津波避難タワー、津波避難ビルなどに向かうよう案内しています(出典)。

東日本大震災で岩手県釜石市の鵜住居地区の子どもたちが、強い揺れのあと中学生や地域の人と一緒に、より高い所へ逃げ続けた例をアニメで示す動画(実際の津波の映像を含む)。子ども向けのアニメで、実際の津波の映像も流れます(気象庁の公式チャンネル「気象庁/知識・解説」・2024-03-08公開)。

火が出たら

消防庁は、一般に初期消火ができるのは天井に火がまわるまでとし、天井に燃え移ったら速やかに逃げるよう呼びかけています。マンションでは、炎の勢いを抑えるため出入口のドアを閉めて逃げます。大声で周りの人に火事を知らせることも大切だ、としています(出典)。

安全ピンを抜く、ホースを外して火元に向ける、レバーを握るという消火器の使い方と、火の根元をねらって手前から掃くように放射すること、身の危険を感じたら無理に消さずに逃げることを示す動画。放射できる距離と時間は消火器の種類で違います(総務省消防庁の公式チャンネル「消防庁動画チャンネル」・2023-12-27公開)。

住宅用火災警報器は、基本的には寝室と、寝室がある階の階段の上(1階の階段を除く)に付けることが必要で(階数などによってはほかの場所にも)、寿命は10年とされ、設置して10年を目安に交換するよう消防庁は呼びかけています(出典)。

首相官邸は、揺れているときに火を使っていたら、その場で火を消せるときは火の始末をし、火元から離れているときは無理に消しに行かないよう案内しています(出典)。地震のあとの停電が戻ったときの火事(通電火災)を防ぐ方法は停電・断水が起きたらに。

緊急地震速報の「警報」と「予報」

012345弱5強6弱6強7 予報:震度3以上 警報:震度5弱以上 震度階級
警報は震度5弱以上または長周期地震動階級3以上、予報は震度3以上または長周期地震動階級1以上の揺れが予想されたときに出ます(出典)。

警報はテレビ・ラジオ・携帯電話・防災行政無線などで伝えられ、予報は事業者との契約やスマートフォンのアプリなどで受け取れます。発表から強い揺れが来るまでは数秒〜数十秒で、震源に近い場所では間に合わない場合があり、予測した震度に誤差が出ることもある、と首相官邸のページにあります(出典)。

大きな揺れのあとも

気象庁は、大地震のあと1週間程度は、最初の大地震と同じくらいの規模の地震に注意することが基本で、特に発生から2〜3日程度は規模の大きな地震が多いとしています(出典)。熊本地震では、震度7の揺れが28時間のあいだに2度ありました(事例)。

南海トラフ地震臨時情報

南海トラフ地震が起きる可能性がふだんより高まったと評価されたときなどに、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」を出します。4つのキーワードのどれかが付きます(出典)。

キーワード首相官邸が示している行動
調査中最新の情報に注意しながら、それぞれの状況に応じて身の安全を守る行動をとる
巨大地震警戒日頃の備えの再確認に加え、すぐに逃げられる態勢を保つ。地震のあとの避難では間に合わないおそれのある住民は1週間の事前避難
巨大地震注意日頃の備えの再確認に加え、すぐに逃げられる態勢を保つ
調査終了大規模地震の可能性がなくなったわけではないことに留意しながら、通常の生活に戻る

臨時情報が出ないまま南海トラフ地震が起きる場合や、臨時情報が出ている間に起きない場合もある、と同じページにあります。千島海溝・日本海溝沿いでは、Mw7以上の地震のあとに「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出ることがあります。出典:首相官邸「地震では、どのような災害が起こるのか」(取得日 2026-10-15)。

揺れる前にできること