災害のとき、家族の安否をどう伝えるか
電話で残すなら災害用伝言ダイヤル171です。171 にかけ、録音は 1、聞くのは 2 を押して、連絡をとりたい人の電話番号(市外局番から)を入れます(使い方)。どの番号に残すかは、ふだんから家族で話し合っておきます(首相官邸)。総務省によると、大きな災害のあとは被災地への電話が殺到してつながりにくくなり、東日本大震災の直後には、携帯電話事業者によっては最大で平常時の約50〜60倍以上の通話が一時的に集中しました。通信各社は、そのようなときのために3つの災害用伝言サービスを用意しています(出典)。
3つのサービスの違い
| サービス | 使うもの | 残す | 見る・聞く | 伝言の長さ | 件数 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 災害用伝言ダイヤル(171) | 電話(声) | 171 に電話して録音 | 171 に電話して再生 | 1伝言30秒以内 | 1番号 1〜20伝言(数は提供するときに決まる) | NTT東西の加入電話・公衆電話・ひかり電話などからは通話料無料。ほかの電話は各社に確認 |
| 災害用伝言板 | 携帯電話・スマホ(文字) | 被災地域内の携帯電話から各社の伝言板で登録 | 全国から番号で検索(PCからも) | 状態の選択+100文字以内 | 1番号 最大10伝言 | 利用料・パケット通信料は無料(他社の伝言板は通信料がかかる) |
| 災害用伝言板(web171) | パソコン・スマホ(文字) | web171.jp で電話番号を入れて登録 | 同じく電話番号で確認 | 全角100文字まで | 1番号 20伝言 | 利用料は無料(接続費用は別) |
出典:総務省「災害用伝言サービス」の各サービスの注意点(取得日 2026-10-16)。171 と web171 は連携していて、どちらで残した伝言も、もう一方から確かめられます。提供を始める時期や条件は、そのつどテレビ・ラジオ・インターネットで知らされます。
災害用伝言ダイヤル(171)の使い方
伝言は、被災地にいる人の電話番号あてに残します。対象は、市外局番で始まる電話番号・携帯電話の番号・IP電話の番号です。伝言は電話番号ごとに登録されるので、どの番号に残すかを家族で決めておきます(出典)。 1つの番号に残せるのは1〜20伝言で、超えると古い伝言から消えます。自分で消すことはできず、提供期間が終わると消えます。web171の伝言は最大6か月程度残ります(出典)。
災害用伝言板・web171 の使い方
- 災害用伝言板:災害時は携帯電話各社の公式サイトのトップに案内が出ます。「登録」で「無事です。」などの状態を選び、100文字以内のコメントを入れます。確かめる側は「確認」で相手の携帯電話番号を入れて検索します。各社の伝言板をまとめて検索する機能もあります。
- web171:web171.jp(外部サイト)で相手の電話番号を入れて、伝言を登録・確認します。事前に設定すると、閲覧できる人を限ったり、登録をメールなどで知らせたりできます。
出典:総務省「災害用伝言サービス」。スマートフォンでの使い方は、各社のページで確かめてください。
ふだんのうちに試す
体験利用ができる日:毎月1日・15日、正月三が日(1月1日〜3日)、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)、防災週間(8月30日〜9月5日)(出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」)。家族で一度、録音と再生を試しておくと、番号の決め方も確かめられます。
家族の連絡メモ
| 伝言を残す番号(171・web171) | |
|---|---|
| 家族の携帯電話の番号 | |
| 離れて住む親せき・知人の番号 | |
| 家族が集まる場所 | |
| 避難する場所(避難場所をさがす) |
災害用伝言ダイヤル 171(録音 1・再生 2)/ web171.jp