マンションの備え

東京都では約900万人がマンションなどの共同住宅に住んでいます(東京都)。建物が無事でも、停電でマンションの水やエレベーターが止まり、家で暮らし続けるのが難しくなったことが、阪神・淡路大震災や東日本大震災で起きた、と東京都は書いています(出典)。東京都は各住戸で1週間分の備蓄を勧め(出典)、大阪府・京都市は排水管の状態が分かるまでトイレを流さないよう書いています(大阪府・京都市)。エレベーター・水・トイレ・備蓄・住民どうしの順に並べます。

各住戸で備える量(1人・1週間)
水21L
1人1日3L×7日(首相官邸・農林水産省)。携帯トイレは35回分(1人1日5回・内閣府)。2人なら水42L(2L×21本)・携帯トイレ70回分。家族の人数で出すなら備えプラン
11階以上で家具類が倒れた・落ちた・動いた割合
47.2%
1・2階は16.8%。東日本大震災のあとの東京消防庁の調べ(11階以上の回答は36件。出典)

高い建物は長く大きく揺れ、高い階ほど家具が動きやすい

階ごとの、家具類が倒れた・落ちた・動いた割合
1・2階16.8%3〜5階23.8%6〜10階31.9%11階以上47.2%
東京消防庁の平成23年の調べ。免震機能の無いマンションで、転倒防止の対策をしていなかった家具類の割合です(出典)。固定の仕方は家具の転倒防止に。賃貸では固定の方法に制約があることもあるので管理会社などに確かめる、と東京都は書いています(出典)。
高い建物を長く大きく揺らす長周期地震動と、長周期地震動階級ごとの揺れの大きさを示す動画(気象庁の公式チャンネル「気象庁/知識・解説」・2021-07-29公開)。

エレベーター

停電すると、上の階に水が届かない

水道の水がいったん受水槽に入り、電気で動くポンプで各階へ押し上げられている断面。ポンプが止まると上の階に届かない理由を示す
受水槽とポンプで各階に水を送るマンションの断面の例。道路の下の水道管から受水槽に水をため、ポンプで縦の管を押し上げて各階の蛇口に届けます。停電でポンプが止まると、どの階にも届かなくなります。受水槽の横の小さな蛇口は、非常用の水栓が付いている建物の例です。屋上の箱は水槽として描いたものではありません。給水のしかたは建物によって違います。当サイトで作った説明図で、写真ではありません。

トイレは、排水管を確かめてから流す

家にとどまるための備蓄

住民どうし・管理組合で備える

火事のとき