停電のとき、ポータブル電源は何Wh要るか
使う家電と日数を選ぶと、ポータブル電源に要る容量(Wh)と出力(W)が出ます。家電の値はメーカーの公表値で、幅があるものは幅のまま計算します。たとえば初めに入っている条件(1日にスマホの充電4回と照明4時間・3日分)なら約750〜906Whで、1,000Whの電源の範囲に入ります。県の停電の想定は、ページの下で見られます。
人工呼吸器・酸素濃縮装置など家で使う医療機器は、この計算に入れていません。電源の確かめ方は医療機器の電源に。
要る容量 約750〜906Wh 1日あたり約200〜242Wh × 3日 ÷ 0.8 計算上は1,000Whの電源の範囲に入ります(冷蔵庫は含みません。1,000Whで家電ごとに何時間使えるか) ポータブル電源は、AC出力で使えるのが表示容量のおよそ8割とメーカー各社が説明しているので、0.8で割って表示容量に直しています(出典)。
要る出力 38.4W以上 選んだ家電のうち、いちばん大きい消費電力です。同時に使う家電があるときは、その合計の出力が要ります。
容量ごとに、家電は何時間使えるか
停電が起きたら
停電中に電熱器具のプラグを抜くこと、避難するときにブレーカーを落とすこと(通電火災を防ぐ)、発電機を家の中で使わないことは停電・断水が起きたらに。冬の停電で電気を使わずに暖を取る方法は冬の停電と寒さの備えに。
停電が長く続いた例として、令和元年房総半島台風では、停電の99%が解消するまで約280時間かかりました(出典)。何が起きたかと国や県の検証が挙げたことは過去の災害に学ぶ:令和元年房総半島台風に。
電源を買う前に、補助を確かめる
家庭用蓄電池やポータブル電源の購入に、都道府県や市区町村の補助があることがあります。当サイトが調べた10都府県では、電源の制度の多くは人工呼吸器など医療機器を家で使う人への給付で、一般の家庭が対象のものは藤枝市・下田市・江戸川区など一部の市区町村だけでした。一覧は電源の補助に。東京都の家庭用蓄電池の補助は東京都の防災の補助・助成に。
このページで計算しないもの
- 冷蔵庫。機種と開け閉めの回数で必要な量が大きく変わり、公表値から決められないため、当サイトでは計算しません。
- 在宅医療機器(人工呼吸器・酸素濃縮装置など)。機器ごとに必要な電源が違います。主治医と機器のメーカーに確かめてください。発電機や蓄電池の給付・補助がある市区町村は非常用電源の補助に。
停電の日数の想定を見る
南海トラフ巨大地震の想定では、電力の95%復旧まで約1週間(東海・近畿・四国・九州のブロック)とされ(出典)、日本海溝・千島海溝の想定では停電の解消に数日間とされています(出典)。県ごとの値は都道府県のページに、資料の表のまま載せています。