家庭の水は、どう備えるか

飲み水と調理の水は、1人1日3Lが目安で、最低3日分、大規模災害に備えて1週間分とされています(出典)。量は人数で決まります。ここでは、量と、備え方ごとの公的機関の説明を並べます。

家族の人数ごとの量

人数3日分1週間分1週間分の重さ
1人 9L 21L 約22kg2L×11本(6本入りで2ケース)
2人 18L 42L 約42kg2L×21本(6本入りで4ケース)
3人 27L 63L 約64kg2L×32本(6本入りで6ケース)
4人 36L 84L 約84kg2L×42本(6本入りで7ケース)
5人 45L 105L 約106kg2L×53本(6本入りで9ケース)
6人 54L 126L 約126kg2L×63本(6本入りで11ケース)
1週間分の2Lペットボトルの本数
1人11本(21L)2人21本(42L)3人32本(63L)4人42本(84L)5人53本(105L)6人63本(126L)
1人1日3L × 人数 × 7日を2Lで割り、端数は切り上げています。1ケースは2L×6本・約12kg(出典。製品で差があります)。

農林水産省は、湯せんや食品・食器を洗う水は、この3Lとは別に要るとしています(出典)。ペットの水も別に要り、環境省はフードと水を少なくとも5日分、できれば7日分以上としています(出典。ペットの備え)。粉ミルクなど乳幼児の分は要配慮者の備えに。

ペットボトルを少しずつそろえる

「2リットルのペットボトルなら5回で一人分の最低量が揃うので、普段買い物のついでにやるとあっという間です。使ったらその度に買い足します。」

農林水産省「いまどき!家庭備蓄 大事な水、どうやって備えますか?」(取得日 2026-10-01)

同じページは、二階建て以上の家なら一階と二階に分けて置くとリスク分散になる、としています。置き場所の広さは備えプランで確かめられます。

長期保存水

「長期保存水の賞味期限は5~10年で、通常のミネラルウォーター(約2年)の2倍から5倍ほど長持ちします。」

「飲料水は賞味期限を過ぎても一律に飲めなくなるものではありません。」

農林水産省「消費者の部屋 防災備蓄用の水は賞味期限が切れたら使用できなくなりますか。」(取得日 2026-10-01)

水道水を汲み置く

「水道水は、塩素による消毒効果により3日程度は、飲料水として使用可能です。フタのできる清潔な容器に口もといっぱいまで水道水を入れて、しっかりとフタを閉め、直射日光を避けて、室温の低い所に保存しましょう。」

農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(5)命をつなぎ止める水」「水道水の備蓄」(取得日 2026-10-01)

何日もつかは、出典によって書き方が違います。東京都水道局は、常温で3日程度、冷蔵庫で10日程度で、過ぎたらトイレなどの生活用水に使うとしています(出典)。神奈川県企業局は、4日(夏)から10日(冬)程度を目安に交換し、飲むときは必ず煮沸するとしています(出典)。住んでいる地域の水道局の説明に従ってください。浄水器を通したり沸かしたりした水は、消毒用の塩素が抜けるので汲み置きに向かない、と東京都水道局は書いています。

トイレや手洗いの水(生活用水)

「飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。」

首相官邸(政府広報オンライン)「災害に対するご家庭での備え」(取得日 2026-10-01)

生活用水の量の目安を示した国の資料は見つからなかったので、当サイトでは量を出していません。

小さい子どもがいる家では、消費者庁が「子どもが小さいうちは、入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣にしましょう」としています(出典)。お風呂の水を張っておくかどうかは、家族の状況で決めてください。断水の後もトイレを流せないことがあるので、携帯トイレの備えも見てください。

給水所で水を受け取る容器

「3リットル(3㎏)の水は重いので、背負えるタイプの給水袋や、空のペットボトルとリュックサックなどをご用意ください。」

東京都水道局「災害時に水を配る場所 ~災害時給水ステーション~」(取得日 2026-10-01)
左にコック付きのポリタンク、右に水を入れた袋をリュックの形の布に収めた給水袋。給水所で受け取る容器の形を見せるために置いた
左はコック付きのポリタンク、右は背負える給水袋。当サイトで作った説明図で、写真ではありません。

給水所の場所は、住んでいる市区町村や水道局のページで確かめてください。断水が終わったあとの濁った水やトイレの流し方は停電・断水が起きたらに。

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